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2025-04-18
子ども部屋や寝室は2階と決めていませんか?
こんにちは。アイフルホーム鳥取店です。
私たちと一緒に家づくりをされるご家族には、まだお子さまが小さいご家族や、これからお子さまを迎える予定のご家族が多くいらっしゃいます。
そのため「今すぐ必要はないけど、将来に備えて2階に子ども部屋を確保したい」というご要望をよくお聞きします。
また「リビングは1階で、寝室は2階」という、何となく慣例めいたイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなイメージが変わるかもしれないお話しです^^
□近年の「子ども部屋」所有率や勉強場所の傾向
野村不動産による「子ども部屋についてのアンケート」(2023年4月発表)では、以下のような結果が発表されています。
- 子ども部屋の有無
居住形態別では、賃貸マンションやアパートで31.8%と低い一方、持ち家のマンションでは59.0%、一戸建て持ち家では75.7%と高い数字が出ています。全体では53.1%が「子ども部屋がある」と回答しています。
- 勉強場所
お子さまの年齢によって異なりますが、小〜中学生まではリビングダイニングでの学習が多く、中学生の6割以上がリビングで勉強しているようです。
高校生になると72.7%が子ども部屋で勉強するようになる傾向があります。
- 子ども部屋を用意したメリット
「自立心が芽生えた(44.4%)」が最も多く、次いで「プライバシーが保たれる」「勉強をするようになった」が挙げられました。
□使い道が「子ども部屋」だけではもったいない!
将来的に子ども部屋を用意したいと考えている方のうち、その適齢期は「小学校1年生」と考える人が約4割となっています。
しかし、近年の傾向を見てみると、勉強するための空間として用意するには小学1年生だと若干早い気がしませんか?
また、これまでは「勉強場所」「学校で必要なものを収納する場所」「遊ぶ場所」「寝る場所」「自分の洋服などを収納する場所」など、実に多彩な役割が子ども部屋には求められてきました。
一方現在は、洗濯から収納までの家事動線を考慮したファミリークローゼットの設置や、玄関付近の大型収納・個人ごとの収納スペースの確保など、お家の間取りも変化しているため。そこまで広いスペースは不要になっています。
そして何より、使う期間に注目してみてください。
例えば中学生から本格的に子ども部屋を使うようになった場合、大学卒業後に就職で実家を離れる場合は10年、大学から一人暮らしを始める場合は6年という期間しか使わないことになります。
このような結果から、子ども部屋として部屋を作り込んでしまうより、「フレキシブルに活用できる空間を一定期間子供部屋にする」という考えに変換すると、とても使いやすくスマートなお家になると思います。
□高齢になってからは、寝室が1階にあると安心
子ども部屋の考えを変換すると、必ずしも2階に用意する必要はないということがイメージしやすいと思いますが、寝室も同様に2階である必要はありません。
もちろん、生活リズムが異なる家族がいる場合は、音や人の気配を避けるために2階に寝室が必要という方もいらっしゃると思います。
しかし、将来的にお子さまが巣立ち、ご両親が高齢になってからは、1階だけで生活が完結する、平屋のような間取りプランは魅力的ですし、階段の上り下りがないので安心です。
子ども部屋や寝室は必ず2階にする必要はないと知っているだけで、間取りプランの自由度がアップし、家づくりを考える時に柔軟な発想が浮かんでくるはずです。
ぜひ、参考にしてみてください^^