暮らしやすさと防犯の両面から考える、窓の選び方

こんにちは。アイフルホーム鳥取店です。

今回は、家づくりで意識したい「窓」の種類や位置についてお話ししたいと思います。

というのも、間取りを考える際は平面図を見ることが多いため、窓の種類や位置（特に高さや大きさ）に目が向きにくくなりがちです。

しかし、日々の暮らしやすさや防犯の面から考えても、窓は大切！

まずはどんな窓があるか、種類や用途などを知ってみましょう。

□一般的な窓の種類

【引き違い窓】

◯ 2枚以上の窓がサッシを左右に移動するため開け閉めがしやすい

◯ 住宅の窓として最も多く採用されており、掃除もしやすい

◯ 床面の高さまである「掃き出し窓」は出入りが楽

△ガラスの種類によっては外から屋内が見えやすい
△正面以外からの風が取り込みにくい
△中桟があるため外観的に気になる場合がある

【滑り出し窓】

◯ 縦（もしくは横）を軸に、屋外側へ飛び出すように開く

◯ ガラス戸1枚で作るため省スペース。小さな窓に採用しやすい

◯ 開けた際にガラス面にも風が当たるので風が取り込みやすい

◯ 横軸の場合、庇のように開くため雨が入り込みにくい

◯ 外観がすっきり見え、プライバシー確保や防犯面でも有能

△小さな窓が多いため、数を増やすとコストが若干アップ

【FIX窓（はめ殺し窓）】

◯ 採光や眺望のためにつける固定された窓。高所につけることが多い

◯ 大きさが確保できるため、印象的ですっきりとした外観になる

◯ 開閉しないので気密性が高く、防犯面でも安心。コストも抑えやすい

△外側からしか掃除ができないため、メンテナンス方法が限られる

△開けられないため風通しは望めない

他にも、ガラス戸を上下にスライドして開閉する【上げ下げ窓】や

ガラスをルーバーのように開閉できる【ルーバー窓】

屋根に設置する【天窓（トップライト）】などがあります。

イメージする内装や外観に合わせて選ぶのも楽しいですよ！

□防犯面から考える窓

先に挙げた代表的な３つの窓について、防犯面から考えると

FIX窓＞滑り出し窓＞引き違い窓の順で高いことが分かると思います。

また、地面はもちろん、バルコニーや庇、エアコンの室外機といった

“足場になりうる場所”から近い窓については、特に防犯対策が必要です。

【家づくりの際に意識したいこと】

・対策が必要な箇所は人が入れない幅や高さの窓を意識してみる

・ガラスに防犯ガラスを選ぶ

・面格子や屋内面格子を設置する

【今ある窓にできること】

・２ロックを意識（サッシの補助錠や高めの位置に2つ目の鍵など）

・クレセント錠（引っ掛け鍵）を防犯に優れたものに変える

・ガラスに防犯フィルムを貼る

アイフルホーム鳥取店は、家族の安心・安全に暮らせる家づくりを大切にしています。

窓についても、住心地や掃除のしやすさ、防犯面など、多方面からサポートしますので、お気軽にご相談ください＾＾