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2025-09-06
夏のキッチン・ダイニング暑さ対策
こんにちは。アイフルホーム鳥取店です。
まだまだ暑い日が続いていますね…。
夏はキッチンやダイニングに熱気がこもりやすく
料理や食事の時間が苦痛に感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
この時期は、「暑すぎてキッチンに立ちたくない」
「涼しさを感じられるダイニングがほしい」と、お悩みの声もよく聞きます。
そんな季節でも家族みんなが快適に過ごせる空間をつくるには
“キッチン・ダイニングの暑さ対策”は欠かせません。
そこで、「住み始めてから」でもできる簡単な対策と
今後の家づくりで押さえておきたいポイントを紹介します。
暑くても料理や団らんが楽しくなる夏の工夫を
ぜひ日々の暮らしづくりに取り入れてみませんか^^
□家にあるものでできる「ひんやり効果」アップ術
扇風機やサーキュレーターを活用
キッチンやダイニングの空気は滞りやすく、熱がこもりやすいのが難点。そこで、扇風機やサーキュレーターを「床に近い場所」や「窓辺」に設置し、外気を取り入れたり、室内の空気を循環させてみましょう。特に対面キッチンの場合、調理中の熱気がリビング方向に流れるため、風をうまく流してあげることが涼しさの大きなポイントになります。
窓やカーテンで直射日光カット
ダイニングやキッチンに大きな窓がある場合、直射日光が室内温度上昇の原因に。遮熱カーテンやブラインド、すだれなどを活用するだけでも、体感温度はかなり変わります。
逆に気温が低めの朝・夕は窓を開けて涼しい風を取り入れ、日中は遮光で日差しをブロック。
小さな積み重ねが“暑さ対策”として効果的です。
調理家電の使いこなしがカギ
キッチンは火や熱源を使う場所。コンロやオーブンを使うほど室温も上がります。電子レンジや炊飯器、電気圧力鍋など「加熱時間が短く・熱がこもりにくい」家電を積極的に使うのもポイント。夏場は「火を使わないレシピ」や、作り置き・冷たいメニューで、調理自体をコンパクトにする工夫もおすすめです。
□“小さなリフォーム”でできる暑さ対策
部分断熱や遮熱窓フィルム
最近話題なのが「窓用の断熱・遮熱フィルム」の導入です。既存のガラス窓に貼るだけで、日射熱を大幅にカットできます。(但しガラス割れを起こさないように専門業者に確認は必要です。)
また、簡易的に取り付け可能な「内窓(二重窓)」も、冷房効率アップや結露防止といった効果があるので、特に南向きや西向きの窓にはおすすめです。(内窓は補助金も使えるので上手く活用しましょう。)
キッチン家電の配置見直し
冷蔵庫・電子レンジ・オーブントースターなどの家電は、集中して設置すると発熱がこもりがち。家電同士の距離を空けることで放熱性も向上し、キッチンスペース全体の体感温度が下がることもあります
照明の種類を見直し
最近はLED照明が主流ですが、古い白熱電球は熱源にもなります。キッチンダイニングの照明をLEDに統一するだけでも“体感温度ダウン”に寄与します。
□日々の暮らしの中で取り入れやすい工夫・アイデア
朝夕の換気&時短家事
気温が下がる朝晩の換気、こまめなカーテンの開閉、「作り置き」で調理時間短縮など、時間帯を意識した家事スタイルが効率的です。帰宅後すぐの調理を避けるなど、暑さを感じにくい時を狙って家族でキッチンに立つのも快適化のポイント。
インテリアで涼しさを演出
ダイニングテーブルのランナーや座布団をリネンや竹素材にしたり、涼やかなカラーを選ぶことで体感温度もぐっと涼しく感じます。また、植物を飾るのも、見た目の清涼感や空気の浄化に一役買います。
□家づくりで採用したい、暑さに強いキッチン・ダイニングの工夫
間取り・動線で風通しを最大化
新築やリフォーム時におすすめしたいのが、対面キッチンやアイランドキッチンなど、開放感のあるレイアウト。窓や勝手口の位置を工夫し、風の抜け道ができるように計画することで、自然な通風が得られます。廊下やリビングと連続させることで、熱のこもりも軽減できます。
窓・換気システムの充実
【窓の位置・大きさ】
高窓や2方向窓を採用すると、熱気が上昇しやすくなり、室内の空気も動かしやすくなります。設計次第では、日中の熱い空気を上へ逃し、涼しい空気を下から取り込める建築的工夫も可能です。
【高性能な換気扇やレンジフード】
調理時の熱・湿気・臭いを効率良く外に排出できるよう、パワフルなレンジフードや複数の換気扇を組み合わせると、夏の暑さ対策にも役立ちます。
屋根・外壁・断熱材の選択
家全体の断熱性能は、キッチン・ダイニングの快適性にも大きく影響します。高断熱仕様や遮熱塗料の屋根・外壁を選ぶと、外からの熱をブロックし、室内の温度上昇を和らげます。
断熱サッシやLOW-E複層ガラスも効果大! 暑さも寒さも対策できるので、快適さと光熱費削減にダブルで貢献します。
キッチンやダイニングは、夏の暑さがとても気になる場所ですが、住み始めてからでもちょっとした“暑さ対策”で劇的に快適にできます。
そして、これからの家づくりでは「断熱性」「通風性」「遮熱」を意識すると、年中を通して過ごしやすいキッチン・ダイニングが実現します。毎日の調理や団らんが楽しくなる工夫を重ね、美味しく快適な夏の暮らしを楽しんでください^^