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2025.11.11

気になる◯◯、集めてみました【③バルコニー・ベランダ・テラス】

  • 家づくりノウハウ
気になる◯◯、集めてみました【③バルコニー・ベランダ・テラス】

こんにちは。アイフルホーム鳥取店です。

 

家を建てる際、つい間取りプランの作成を優先しがちで

細かい部分は気付いたら後回しになっていたということありませんか?

「やりたかったのに、忘れてた!」「みんなはどうしてる?」と

慌ててスマホやパソコンで検索をする人も多いと思います。

 

そこで、後回しにしがちだけどもこだわりたい

お家のアレコレを、施工事例を中心に集めてみました。

 

3回目は「バルコニー・ベランダ・テラス」。

それぞれ似ているようで細かな違いがあり

どれを採用するか、一切採用しないかで暮らし方も変わります。

 

今回は、その違いとメリット・デメリット

間取りプランで押さえたいポイントを集めてみました。

 

 

バルコニーとは?

バルコニーは、建物の外側に張り出して設けられた屋根やひさしのない手すり付きの屋外スペースです。2階以上に設置されることが多く、空が広く見え、開放感や日当たりの良さに優れます。

 

【メリット】

・明るさと開放感を最大限に享受できる

・ガーデニングや家庭菜園、子どもの遊び場など多目的に使える

2階以上なら視線が気になりにくく、プライバシー性もある

・日光による室内の温度上昇が、冬季は暖房効果に

 

【デメリット】

・屋根がなく雨風の影響を受けやすいので、洗濯物を干したまま外出しにくい

・夏場は強い直射日光で室内温度が上昇しやすい

・風が強い地域では吹きさらしになり、物が飛ばされる危険性あり

・定期的な防水工事が必要となる(12年~1回のサイクル)

 

ベランダとは?

ベランダもバルコニー同様に建物の外に張り出したスペースですが、特徴は屋根やひさしがあること。12階と場所を問わず設置でき、雨をしのぎやすいのがポイントです。

 

【メリット】

・屋根があるので雨の日でも洗濯物が干せて、窓を開けたまま換気しやすい

・夏の強い日差しを適度に遮り、室内温度の上昇を抑制できる

・風や落下物の心配がバルコニーより少ないため安全面で安心感がある

 

 

【デメリット】

・屋根があるため光が遮られ、日当たりはバルコニーに比べてやや劣る

・限られたスペースを屋根が覆うため、開放感や眺望が制限されることも

 

 

テラスとは?

テラスは、建物の1階に隣接して設けられた屋外の平らなスペースを指し、庭の延長のような役割を持ちます。地面に近く、ウッドデッキやタイルなどの床材が使われることが多いです。

 

【メリット】

・広々としたスペースで屋外リビングやホームパーティーなどに最適

・植栽やガーデニングの拠点としても使いやすい

・庭との段差が小さいため、お子さまややペットも安全に遊べる

 

 

【デメリット】

・屋根がない場合、天候の影響を受けやすく使える日が限られる

・プライバシーの確保に工夫が必要

・都市部など敷地が狭い場合は設置が難しいこともある

 

 

バルコニー・ベランダなしの家

最近では、バルコニーやベランダを設置しない選択をする方も増えています。次のようなメリット・デメリットがあるので、理由と合わせて参考にしてみてください^^

 

【メリット】

・スペースの有効活用

バルコニーやベランダのスペース分を室内の収納や居室拡張に活かせるため、限られた敷地を最大限に活用できます。間取りの自由度が増すため、生活動線の工夫や快適な空間づくりにつながります。

 

・建築・維持管理コストの削減

ベランダやバルコニーを設けると、外壁や防水工事、排水設備も必要となり、数十万円から100万円程度の増額となることが多いです。これを省くことで、初期費用を抑えられます。

 

・防犯面で安心

バルコニーやベランダは侵入経路になりやすく、防犯上のリスクが高まることがあります。設置しなければその心配は軽減されます。

 

・掃除やメンテナンスの手間軽減

外部に設けるため、雨風での汚れや落ち葉除去などの掃除が不要。排水口の詰まりを気にしなくて済むのもメリットです。

さらに年間あるいは1012年ごとの防水メンテナンスも不要になるため、将来的なランニングコスト・手間も減ります。

 

・建物の外観がすっきり!

出っ張りがなくなることで、シャープでモダンな印象を作りやすくなります。外観デザインの自由度が増す場合もあります。

 

【デメリット】

・庭がない場合、洗濯物の天日干し場所がなくなる

・趣味のガーデニングや物置スペースが減る

・災害時の避難場所・避難経路が確保しづらい

・エアコン室外機の設置場所が1階や屋根上となりメンテナンス費用が高くなることも

2階の窓からの日差しを遮る屋根がないため室内温度上昇の恐れ

 

 

ベランダなどを設置しない場合、コスト・メンテナンス減と室内空間の拡充が強みですが、生活スタイルや外干し優先ならばベランダ・バルコニーを推奨します。また、費用を抑えたい場合も設置しない選択が合理的です。

屋外スペースへの各種設置場所や配置、外構工事の内容と費用、建物構造、気候・敷地条件・隣家との距離・眺望など、現地事情を踏まえ、トータルバランスで判断してみてください。

 

バルコニーやベランダ、テラス、それらがないお家にもそれぞれ一長一短があります。理想の暮らしや予算、敷地条件に合わせて選択し、間取り計画にどう反映させるかが快適な住まいづくりの鍵です。

設置を避けて空間を最大限活かす方法も十分視野に入れて比較検討し、満足度の高い家づくりを実現しましょう!

 

 

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