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2026.01.16

防災・除雪対策! 雪・風・寒さに強い住まいとは?

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  • 構造
防災・除雪対策! 雪・風・寒さに強い住まいとは?

こんにちは。アイフルホーム鳥取店です。

 

防災・除雪対策について考えた住まいは

鳥取のように冬が厳しい地域では欠かせない視点です。

 

今回は、鳥取ならではの冬の気候を踏まえながら

これから家づくりやリフォームを検討される方に向けて

ポイントになる部分をお伝えしたいと思います。

 

 

鳥取の冬と住まいのリスク

鳥取県は日本海側特有の「冬型の気圧配置」の影響を受けやすく、強い季節風と湿った雪がセットでやってくる地域です。

同じ雪でも、サラサラとした内陸の雪と違い、水分を多く含んだ重たい雪が屋根やカーポートに積もりやすいのが特徴です。

また、日本海から吹き込む冷たい風にさらされやすい立地では、体感温度がさらに下がり、「家の中にいても底冷えする」「北側の部屋だけ極端に寒い」といった悩みが起こりやすくなります。

 

こうした気候条件を前提に、設計段階から「雪」「風」「寒さ」に備えることが、防災性と住み心地の両方を高める近道です。

 

 

雪に強い住まいのポイント(屋根・外構・動線)

雪に強い家づくりでまず押さえておきたいのは、「雪がどこに落ちるか」「どこに溜まるか」をコントロールすることです。単に屋根を丈夫にするだけでなく、暮らしの動線や隣地との関係まで含めて考えることで、除雪の負担やトラブルを減らすことができます。

 

・屋根形状と雪の落とし方

片流れ屋根や勾配のついた屋根は、雪を一定方向に落としやすい反面、落ちた先に隣家や道路、駐車スペースがあると危険です。さらに、落雪位置をあらかじめ計算し、「落としていい場所」をつくるか、勾配を緩くして載せる屋根にするかなど、地域の積雪量や敷地条件に合わせて検討しましょう。

 

・カーポート・テラスまわりの工夫

積雪時に車の出し入れがしやすいよう、玄関〜駐車スペースまでの距離はできるだけ短く、段差も少なくしておくと除雪の負担が軽くなります。

そして、カーポートは雪の重みに耐えられる耐雪性能を確認し、屋根からの落雪が直接当たらない位置・高さを検討することが大切です。

 

・除雪のしやすい外構計画

コンクリート舗装やインターロッキングなど、スコップが引っ掛かりにくい仕上げにしておくと、毎日の除雪がスムーズになります。

また、細かく入り組んだ植栽や段差を増やしすぎると、雪の置き場も除雪動線も複雑になるため、「冬の使い勝手」をイメージしながら外構計画を立てることが大切です。

 

 

風に強い住まいのポイント(配置・開口部・構造)

冬の日本海側は風が強く、横殴りの雨や雪が外壁・窓に直接当たりやすい環境です。

強風時でも安心して暮らせるよう、建物の配置や窓の取り方、構造計画にはいくつかのポイントがあります。

 

敷地に合わせた建物配置

日本海側からの卓越風(特定の地域で、季節などある期間に最も頻繁に吹く風向きの風)を踏まえ、玄関やよく使う窓を極端に風当たりの強い位置に集中させない工夫が有効です。

さらに、風除室(ウインドブレイク)のように、玄関前にひとつ緩衝スペースをつくると、ドアを開けたときに冷たい風が室内に吹き込みにくくなります。

 

窓まわりの防風・防水対策

風雨・風雪が直接当たりやすい壁面には、耐風性能の高いサッシや、気密性の高い窓を採用することで、すきま風や結露のリスクを抑えられます。加えて、庇(ひさし)や袖壁を適切に設けることで、窓ガラスに当たる雨・雪を減らせるため、サッシまわりの劣化や汚れも軽減することができます。

 

 

構造的な耐風性能

筋交いや耐力壁のバランス、屋根と躯体の固定方法など、構造設計の段階から風荷重をしっかりと見込んでおくことが重要です。

特に平屋や総二階など、ボリュームの出方によって風の受け方が変わるため、間取りと構造をセットで検討することで、無駄のない耐風性能を確保できます。

 

 

寒さに強い住まいのポイント(断熱・気密・窓)

「雪」や「風」への備えと同じくらい大切なのが、「家の中をいかに暖かく保つか」という視点です。鳥取のように冬場の冷え込みが厳しい地域では、断熱・気密・窓性能のバランスが、光熱費と日々の快適さを左右します。

 

さらに、天井・外壁・床の断熱材だけでなく、施工の丁寧さや気密処理まで含めた「総合力」で、室内の暖かさは決まります。室温ムラを減らすことで、ヒートショックのリスク軽減にもつながるため、脱衣室やトイレなど「短時間しかいない場所」の断熱もおろそかにできません。

 

窓の性能と配置も重要です。開口部は熱の出入りが最も大きい部分のひとつなので、複層ガラスや樹脂サッシなど、寒冷地向けの仕様を選ぶと暖房効率が大きく変わります。ただし「窓を多くすれば明るくて暖かい」というわけではなく、方位や周辺環境を踏まえ、冬の日射を取り込める窓と、断熱を優先したい壁をバランスよく配置することが大切です。

 

 

防災目線で見直す「もしも」の備え

雪・風・寒さに強い住まいは、同時に非常時への備えにもつながります。災害時の暮らしをイメージしながら家づくりをすることで、日常も非常時も安心度の高い住まいになります。

 

数日間は外出しにくい状況を想定し、食品や水、暖房機器の燃料などを保管しておけるストック用スペース(パントリーなど)を確保しておくと安心です。

玄関まわりや勝手口は、出入りを確保しやすいよう、最初から「雪置き場」を決めておくことも、暮らしの防災につながります。

 

太陽光発電+蓄電池のようなシステムも、冬場の発電量を踏まえたうえで、どの程度まで非常用電源として期待するかを検討しておく必要があります。

 

 

鳥取県のように雪・風・寒さの三拍子がそろう地域では

「冬になってから対策をする」のではなく、最初の計画段階から

冬を前提にした住まいづくりをすることが大切です。

 

屋根形状や外構計画で除雪の負担を抑えながら

風を受け流す配置や構造で安心を高め、断熱・気密・窓性能で

室内の暖かさを守ることで、日々の暮らしがぐっと楽になります。

 

​防災の視点で「もしも」の時の動線や備えまで含めて考えることで

冬の厳しさと上手に付き合える、頼もしい住まいが生まれます!

 

これから新築やリフォームを検討される方は、冬の鳥取を知り尽くした私たちと

具体的なイメージを重ねながら、一緒に「冬に強い家」を考えませんか^^

 

 

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