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2024-11-10
吹き抜けのある家は床面積はどうなるの?延べ床面積との違いを解説
吹き抜けのある家は、開放感があり、リビングに光が差し込むなど、魅力的な空間を生み出します。
しかし、間取りを検討する際に気になるのが、吹き抜けが床面積や延べ床面積にどのように影響するかということです。
建築基準法では、床面積と延べ床面積はそれぞれ定義されており、吹き抜けは床面積に算入されないため、延べ床面積にも影響しません。
この記事では、建築基準法における床面積と延べ床面積の違い、吹き抜けが床面積にどのように影響するかを分かりやすく解説します。
間取り設計の際に注意すべき点や、建築基準法上の制限を理解し、理想のマイホームを建てるための知識を提供します。
□建築基準法における床面積と延べ床面積
建築基準法では、床面積と延べ床面積がそれぞれ定義されており、吹き抜けは床面積に算入されません。
床面積とは、建築物の各階ごとに、壁などの中心線で囲まれた部分の面積を指します。
一方、延べ床面積は、建築物の各階の床面積の合計です。
延べ床面積は、容積率を算定する際に重要な要素となります。
容積率が制限されている場合、延べ床面積が大きくなると、敷地面積に対する建築物の規模が制限されます。
つまり、吹き抜けは床面積に算入されないため、延べ床面積にも影響せず、容積率の制限を受けないということです。
・床面積:各階の壁の中心線で囲まれた部分の面積。
・延べ床面積:各階の床面積の合計。
・容積率:敷地面積に対する延べ床面積の割合。
□吹き抜けと床面積の関係
吹き抜けは床面積に含まれないため、延べ床面積にも影響を与えません。
しかし、吹き抜け部分に渡り廊下やキャットウォークなどの構造物がある場合は、床面積に算入される可能性があります。
これは、渡り廊下やキャットウォークが、床面積に算入される「床」として扱われるためです。
吹き抜けに渡り廊下やキャットウォークを設置する場合は、事前に建築基準法の確認が必要です。
また、吹き抜け部分に収納棚を設置する場合も、棚の形状によっては床面積に算入される可能性があります。
収納棚が床面積に算入されるかどうかは、棚の構造や設置方法によって異なります。
収納棚を設置する場合は、事前に建築基準法を確認し、床面積に算入されないように設計することが重要です。
□まとめ
吹き抜けは床面積に算入されないため、延べ床面積にも影響しません。
そのため、吹き抜けを設置しても、建築基準法上の制限を受けることは少ないです。
しかし、吹き抜け部分に渡り廊下やキャットウォークなどの構造物がある場合は、床面積に算入される可能性があります。
また、収納棚の形状によっては、床面積に算入される場合もあります。
吹き抜けのある家を検討する際は、建築基準法を確認し、床面積に算入されないように設計することが重要です。
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