こんにちは。アイフルホーム鳥取店です。
キッチンや浴室、洗面、トイレなど…
1日に何度も使う“水まわり”の設備は
快適な暮らしに直結する重要な空間です。
最近では、暮らしを支える機能性だけでなく
省エネ性・清掃性・デザイン性まで進化しています。
日常の小さなストレスを減らし、家事を軽くしながら
光熱費まで抑えられるのが今の設備の魅力です。
今回は、水まわり設備で注目したい「機能の進化」と
「快適さの違い」をわかりやすくご紹介します^^
キッチンの進化ポイント

キッチンは、“暮らしの効率”が最も試される場所です。特に最新の設備では、省エネを意識しながら家事負担を減らす工夫が随所に施されています。
・節水型水栓でスマートに
水まわり機器のなかでも特に進化しているのが「水栓」。
自動で水を出し止めできるセンサー式は、調理中に手が汚れていても触れずに使えるため衛生的です。吐水量や温度も細かく制御できるため、無駄な水の流しっぱなしが減り、年間で数千円単位の水道代カットにつながります。
さらに、湯水を自動で切り替える省エネ設計の水栓なら、光熱費も同時に抑えることができます。
・高効率コンロ・IHの時短性
火加減の自動調整や温度キープ機能により、煮込み料理も焦げつき知らず! 安全センサーが鍋の空焚きを防ぎ、調理の失敗やガスロスも防ぎます。
またIHタイプは加熱スピードが早く、フラットな天面で拭き掃除も簡単です。キッチン全体がスッキリ保てるため、掃除の時短にもつながります。
・お手入れが楽なレンジフード
従来のようにフィルターを外して洗う必要がなく、内部で自動洗浄してくれるタイプが増えています。油汚れを熱と水流で分解し、プレートを年1回洗うだけというモデルもあり、清掃時間を大幅に短縮。静音設計で、夜の調理でもテレビの音を邪魔しません。
こうした機能の進化は、ただ便利なだけでなく「家事時間を半分以下にする」要素が満載。キッチンの見た目を整える収納性や、汚れにくい天板・シンク素材を合わせれば、美しさとメンテナンス性の両立も可能です。
浴室で叶う「あたたかさ」と「節水」

浴室は1日の疲れを癒やしてくれるくつろぎの場です。近年は、環境と快適さを両立する設計が主流になっています。
・高断熱浴槽で省エネ入浴
浴槽の断熱性能が向上し、湯温の低下を最小限に抑えられるタイプが主流。5時間たっても湯温が2〜3℃しか下がらず、追い焚きの回数を大幅に減らせるものも登場しています。
結果として年間のガス代を大幅に節約でき、エコで経済的な入浴が実現します。また、家族の入浴時間が異なるご家庭でも、お湯が冷めにくいので、最後に入る人も快適です。
さらに、浴室内もほんのりあたたかい状態が長く続くので、ヒートショック防止にもつながり、特に冬場の健康にも効果的です。
・節水シャワーとお掃除性能の向上
最新のシャワーは水圧を保ちながら水量を減らす「空気混合式」が主流です。従来のものより30~40%の節水が可能で、肌あたりもやわらか。
さらに、床材や壁材は乾きやすく、滑りにくい素材に改良され、カビの発生リスクも低減しています。
排水口まわりには汚れが付着しにくい構造を採用し、日々の掃除が圧倒的に楽に。換気乾燥機能付きタイプなら湿気を残さず、洗濯物の乾燥にも活躍します。
・ライフサイクルを支える省エネ給湯
ヒートポンプやハイブリッド給湯器など、最新の高効率タイプを選べば、お湯づくりのエネルギーを大幅に削減。2025年の「住宅省エネキャンペーン」でも補助対象となっており、賢くリフォームすれば光熱費と導入コストの両方を抑えられます。
洗面所で感じる快適さにも注目

1日の始まりと終わりを過ごす洗面台まわりは、限られたスペースを心地よく使うための工夫が、近年の設備には詰まっています。
・非接触で清潔・スマート
自動水栓は、感染症対策や小さなお子さま・高齢の方の使いやすさにも定評があります。手をかざすだけで水が出るため、化粧中や帰宅後すぐの手洗いなど、手がふさがっている・汚れているシーンでとても便利です。
水道代節約効果も高く、1日数回の使用でも年間1000リットル以上の水をカットできるといわれます。
・収納の工夫で美しく整う空間に
洗面台まわりは、実は物が増えやすい場所でもあります。引き出し式の収納や鏡裏キャビネットなら、細かな化粧品や家族の生活用品を見やすく収められます。最近は、電動歯ブラシやヘアドライヤー専用のコード穴付き収納など、動線に配慮した設計も人気です。
出しっぱなしの物がない洗面台は、毎日の気分を上げてくれますよ^^
・細部の快適さも進化しています
電熱ヒーター付きやコーティング加工の「曇り止めミラー」は、忙しい朝のメイク時間もスムーズ。さらにLED照明を組み合わせれば、自然光に近い色で顔映りが調整でき、節電効果も抜群です。
省エネ照明・自動照明オフセンサーを取り入れることで、光のムダもカットできます。
トイレは“節水×清掃性”が進化中!

トイレは、家族みんなが1日に何度も使う場所です。そのため、日々快適・衛生・省エネのすべてを叶える設計が進められています。
・1回の洗浄で節水と清潔を両立
従来型の半分以下の水で洗浄できるタイプが普及し、年間の水使用量は約1万4000リットル削減できるとも言われます。少ない水でも勢いよく渦を巻いて洗う構造のため、汚れ残りが少なく、掃除の手間もほとんどありません。
・表面コーティングと自動洗浄で清潔キープ
便器表面に特殊コーティングを施し、汚れをはじいて菌を寄せつけません。洗浄時に自動で泡と水流を流すタイプなら、ブラシ掃除の頻度がぐっと減ります。
ふたの自動開閉や自動脱臭、さらには除菌ミスト機能まで搭載されるモデルもあり、常に清潔な空気を保てます。
・24時間換気で空気まで快適に
トイレは湿気とニオイがこもりやすいため、24時間換気システムと連動させるのが理想です。空気が常に循環することで、カビや湿気を防ぎ、家全体の空気も清浄に保たれます。
前回の「トイレや浴室の正しい換気」編と合わせて実践すれば、より健康で快適な住環境が整いますよ。
キッチンでの節水、浴室の断熱、洗面の自動化、トイレの清潔機能…。
水まわり設備の進化は、日常の小さな不便を減らすだけでなく
光熱費の削減や健康的な暮らしに直結します。
最新の設備は「家事の時短」「衛生性」「省エネ性」を兼ね備え
家族みんなが心地よく過ごせる住環境づくりを支えます。
新築時はもちろん、リフォームをお考えの方は
デザインだけでなく“機能で差がつく水まわり”に注目してみてください。
毎日の暮らしの質をぐんと上げるためのお手伝いをさせていただきます!


