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2025.12.18

【速報】「みらいエコ住宅2026事業」スタート【後編】

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【速報】「みらいエコ住宅2026事業」スタート【後編】

こんにちは。アイフルホーム鳥取店です。

 

後編では、2025年度の「住宅省エネ2025キャンペーン」を振り返りながら

2026年の「みらいエコ住宅2026事業」をどう活かすと良いかを解説します。

 

2025年は、GX志向型住宅などの人気枠が早い段階で予算上限に達し

一方で一部のメニューは予算に余裕が残るという状態になりました。

​この動きを読み解くことで、2026年に家づくりやリフォームを検討するご家族が

補助金を取りこぼさずに賢く活用するヒントが見えてくるはずです^^

 

 

2025年は「GX志向型住宅」枠が早期に予算到達

2025年度の住宅省エネ2025キャンペーンでは、GX志向型住宅の新築枠が特に人気を集めました。 7月末時点でGX志向型住宅の予算消化率は100%となり、申請受付が終了したことが公表されています。背景には、以下のような要因がありました。

 

・物価高や人件費の上昇で建築費が高止まりするなか

高性能住宅に対して一戸あたり高額の補助が設定されたこと

 

・大手ハウスメーカーから地元工務店まで、営業現場で

GX志向型ならこれだけ補助が出ます」と案内しやすかったこと

 

・光熱費の高騰やエネルギー価格の不安から

「将来の光熱費を抑えたい」というニーズが一気に高まったこと

 

結果として、「2025年の後半にゆっくり検討しよう」と考えていたご家族の中には、GX志向型をあきらめ、別のメニューに切り替えざるを得なかったケースも出てきました。

 

予算に余裕があったメニューも

一方で、2025年度のキャンペーンでは、すべてのメニューが同じペースで予算消化されたわけではありません。

長期優良住宅・ZEH水準住宅向けの枠や、一部のリフォームメニューでは、同時期にまだ数割程度の消化にとどまっているものもありました。

 

・GX志向型→早期に予算到達・受付終了

・長期優良・ZEH水準→中盤以降も申請余地あり

・リフォーム(窓・断熱・給湯)→前半はゆっくり、後半から加速

 ※ただし特定の古い給湯機器を撤去する際の「撤去加算」は10月末で終了

 

このように、「とても人気が集中するメニュー」と「比較的余裕が残るメニュー」に分かれたことが、2025年の特徴といえます。

 

 

給湯省エネ・窓リノベの動き

給湯省エネ2025事業(高効率給湯器)の枠も、2025年の中盤以降に一気に申請が増え、年末には交付申請(予約を含む)の受付が終了しています。

また、先進的窓リノベ事業などの窓断熱リフォームについても、秋以降に駆け込み需要が集中し、工事スケジュールと申請期限の調整に追われた事業者が少なくありませんでした。

これらの事業は、「予算上限に達し次第、受付終了」というルールで運用されていたため、工事が終わっていても事業者側の予約・申請が間に合わなければ、補助金を受けられないリスクがありました。

2025年の経験から、「工事が終わってから慌てて申請する」のではなく、「工事前の段階から申請枠を確保しておく」ことの大切さが、あらためて浮き彫りになったといえます。 

 

 

2025年から見えた教訓

2025年度の補助金の動きを振り返ると、次のような教訓が見えてきます。

・人気枠(特にGX志向型)は、年度の半ばを待たずに予算が埋まる可能性がある

・「検討しよう」としているうちに、狙っていたメニューが締め切られてしまうことがある

・工事の計画と補助金の申請スケジュールは、最初からセットで考える必要がある

 

逆をいえば、「情報を早く入手し、早めに動いたご家庭ほど、大きな補助を確保しやすい」という構図になっていたともいえます。

 

 

2026年「みらいエコ住宅2026事業」はどう攻める?

では、2026年に始まる「みらいエコ住宅2026事業」では、どのように動くのが賢いでしょうか。「みらいエコ住宅2026事業」では、GX志向型住宅の新築・長期優良住宅・ZEH水準住宅・省エネリフォームを一体的に支援する枠組みが整えられています。​

 

【新築を予定】

「GX志向型でいくか」「長期優良・ZEH水準でいくか」を、設計初期の段階で決める

 

【既存住宅のリフォームを検討】

・窓・断熱・設備のどこを優先的に改修するかを、家計と暮らし方に合わせて整理する

・窓断熱や給湯器など他の省エネ事業との併用も視野に入れ、補助額を最大化にする

 

こうした視点を持つことで、限られた予算の中でも、補助金のメリットを最大限活かしやすくなります。

 

2026年は「新築もリフォームも、より整理されたメニューの中から選べる年」といえます。

補助金制度は、毎年のように名称や要件が変わり、一般の方がすべてを把握するのは簡単ではありません。「みらいエコ住宅2026事業」も、性能等級や一次エネルギー削減率、対象工事の細かな条件など、専門的な要素が多く含まれます。

 

 

アイフルホーム鳥取店であれば、地域の気候条件や施工実績を踏まえたうえで

「この性能レベルなら、どの補助メニューが使えるか」

「どの順番で工事を進めれば、補助金を取りこぼさずに済むか」

「無理なく返せる資金計画の範囲で、どこまで性能を上げるべきか」

といった点を、一緒に考えて整理していくことができます。​

 

「同じ予算でもワンランク上の性能」や「同じ性能でも自己負担を抑えた家づくり」を

補助金を上手に活用して実現するために、ぜひ弊社までご相談ください。

補助金制度の最新情報を踏まえて、最適なご提案をいたします^^

 

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