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2026.10.15

将来の暮らしを見据えた資金計画を「貯蓄の日」〜今月の何の日?〜

  • お金の知識
将来の暮らしを見据えた資金計画を「貯蓄の日」〜今月の何の日?〜

こんにちは。アイフルホーム鳥取店です。

 

10月17日は「貯蓄の日」です。

1952年に、現在の金融広報中央委員会につながる貯蓄増強中央委員会が制定しました。

五穀豊穣への感謝を表す「神嘗祭」にちなみ、働いて得たお金を大切にし

貯蓄への関心を高めることを目的としています。

 

住宅購入時も、どうお金を使い・どう残すかは大切なテーマです。

住宅ローンを利用する際には

・頭金を入れて借入額を減らす

・頭金を入れず、フルローンを利用する

・あえて手元資金を残して、将来の支出や資産形成に備える

といった選択肢があります。

 

そこで今回は、住宅ローンのフルローンと頭金の違い

各選択肢のメリット・注意点、今後の金利動向について考えてみましょう。

 

 

「貯蓄の日」の由来

勤労によって得たお金を大切にし、計画的な貯蓄を考えるきっかけとして制定された記念日が「貯蓄の日」です。

特に住宅購入には、建物の本体価格だけでなく、土地代や付帯工事費、登記費用、住宅ローンの手数料、火災保険料など、さまざまな費用が発生します。そのため、貯蓄のすべてを頭金に充てるのではなく、購入後の暮らしに必要なお金をどの程度残しておくかも重要です。

住宅ローンの返済は、家を建てた後も長く続きます。将来の教育費や車の買い替え、修繕費、病気や休職などのリスクも考えながら、無理のない資金計画を立てることが大切です。

 

頭金を入れるメリット

頭金とは、住宅価格の一部を自己資金で支払うお金です。頭金を入れることで、住宅ローンの借入額を減らせます。

 

毎月の返済額を抑えやすい

借入額が少なくなるため、毎月の返済額を抑えやすくなります。

たとえば4000万円を35年返済、金利年1.5%で借りた場合、元利均等返済の毎月返済額はおよそ12万2000円です。しかし、ここで500万円の頭金を入れ、借入額を3500万円にすると、毎月返済額はおよそ10万7000円となります。

金利や返済条件によって異なりますが、毎月返済額に約1万5000円の差が生まれます。返済期間が長くなるほど、家計への影響も大きくなるでしょう。

 

支払う利息を減らせる

住宅ローンは、借入額が大きいほど支払う利息も増えます。頭金を入れて借入額を減らせば、毎月の返済額だけでなく、総返済額も抑えやすくなります。確実に返済負担を軽減できる点は、頭金を入れる大きなメリットです。

 

融資率によって金利が変わる場合がある

住宅ローン商品によっては、融資率によって適用金利が異なる場合があります。

たとえば、全期間固定金利型の「フラット35」では、融資率が9割以下か、9割を超えるかによって金利区分が分かれています。2026年9月の最も多い金利は、融資率9割以下の場合が年3.460%、9割超の場合が年3.570%です。

頭金を入れて融資率を9割以下にできる場合、借入条件が有利になる可能性があります。  ただし、金融機関や住宅ローン商品によって条件は異なるため、具体的な金利は事前に確認しましょう。

 

 

フルローンのメリット

フルローンとは、住宅価格の全額を住宅ローンで借り入れる方法です。一般的には、頭金を入れずに住宅ローンを利用するケースを指します。

 

手元資金を残しておける

フルローンのメリットは、住宅購入時にまとまった現金を使い切らずに済むことです。

住宅を建てた後には、引っ越し費用や家具・家電の購入費、固定資産税、火災保険料など、さまざまな出費があります。さらに、将来の教育費や車の買い替え、住宅のメンテナンス費用も考えておく必要があります。

頭金を多く入れることで毎月の返済額は抑えやすくなりますが、手元資金が少なくなりすぎると、急な出費に対応しにくくなることもあります。そのため、頭金に充てる金額をすべて決めてしまうのではなく、購入後の生活費や予備資金を残したうえで、無理のない金額を設定することが大切です。

手元資金を残しておくことで、いつでも繰上返済できるようにしておく方も増えています。

 

将来に向けた資産形成を考えやすい

頭金を抑えて手元に残した資金は、預貯金として確保しておくほか、将来の教育費や老後資金など、目的に応じた資産形成に活用する方法もあります。たとえば、毎月の家計に余裕がある場合には、少額から積立を始めることで、住宅ローンの返済と将来の資産形成を並行して考えられます。

金融庁も、資産形成の基本として「長期・積立・分散」という考え方を示しています。投資信託などは預貯金より高いリターンを期待できる一方、元本割れの可能性もあるため、生活に必要な資金とは分けて考えることが重要です。

大切なのは、頭金を減らした分を必ず投資に回すことではありません。まずは生活防衛資金を確保し、家計に無理のない範囲で、将来のためのお金を準備するという考え方です。

 

フルローンの注意点

毎月の返済額が増える  頭金を入れない分、借入額は大きくなります。  借入額が増えれば、毎月の返済額だけでなく、支払う利息も増加します。住宅ローンの返済に加えて、固定資産税や保険料、将来の修繕費も必要です。「借りられる金額」ではなく、「無理なく返せる金額」を基準に資金計画を立てましょう。

変動金利型を選んでいる場合は、金利が上昇すると返済額や利息負担が増える可能性があります。フルローンでは借入残高が大きいため、同じ金利上昇でも頭金を入れた場合より影響が大きくなります。

だからこそ、当初の返済額だけでなく、金利が上昇した場合にも返済を続けられるか、あらかじめ試算しておくことが大切です。

 

 

頭金と手元資金、どちらを優先する?

頭金を多く入れると、住宅ローンの返済負担は軽くなります。一方で、手元資金を残しておけば、購入後の急な出費や将来のライフイベントに備えられます。

たとえば、次のような費用についてはあらかじめ考えておきましょう。

・引っ越し代や家具・家電の購入費

・固定資産税や火災保険料

・車の買い替え費用

・子どもの教育費

・住宅の修繕・メンテナンス費

・病気や休職などに備える生活防衛資金

これらを考慮せず、貯蓄の大部分を頭金に回すと、購入後の生活が苦しくなる可能性があります。

 

逆に、手元資金を残すことを優先しすぎて借入額が大きくなると、毎月の返済や金利上昇の影響を受けやすくなります。そのため、各家庭の収入や支出によるところが多いため、「頭金は多いほどよい」「フルローンが得」と一概にはいえません。購入後も安心して暮らせるかどうかを基準に、ご家庭に合ったバランスを考えることが大切です。

 

 

将来の資産形成を考えるときの注意点

手元に残したお金を将来のために活用する場合も、まずは使う時期が決まっている資金と、当面使う予定のない資金を分けて考えましょう。数年以内に使う予定がある教育費や車の購入費、住宅の修繕費などは、価格変動のある金融商品ではなく、預貯金などで確保しておくほうが安心です。

一方、10年・20年先の老後資金など、すぐに使う予定がないお金については、家計に余裕がある範囲で、長期・積立・分散を意識した資産形成を検討する方法があります。

NISAは、個人の資産形成を支援する税制優遇制度です。2024年からは非課税保有期間が無期限となり、長期的な資産形成に活用しやすい制度になっています。ただし、NISAを利用した場合も投資であることに変わりはなく、元本割れの可能性があります。住宅ローンの返済資金や生活費を投資に回したり、借入金利を上回る運用収益を前提に資金計画を立てたりするのは避けましょう。

 

 

頭金を入れた後の貯蓄残高

頭金を支払った後も、生活費の数か月分や、将来の大きな支出に備える資金を残しておくことが大切です。購入後に手元資金がほとんど残らない場合は、頭金の金額を見直す必要があるかもしれません。

 

諸費用を含めた総額

土地・建物の価格だけでなく、登記費用、融資手数料、火災保険、外構工事、引っ越し費用なども含めて考えます。

 

住宅の性能と維持費

断熱性や気密性、省エネ性能の高い住宅は、光熱費や将来の住み心地にも関わります。  初期費用だけでなく、長く暮らすための維持費も含めて比較しましょう。

 

 

大切なのは、頭金の額だけで判断することではありません。

購入後にどれだけ現金を残せるか、金利が上昇しても返済を続けられるか

教育費や修繕費を準備できるか、将来に向けた資産形成を無理なく続けられるかです。

これらを総合的に考え、ご家庭に合った資金計画を立てることが大切です。 

 

アイフルホーム鳥取店では、家づくりだけでなく

住宅ローンや自己資金の配分についてもご相談いただけます。

頭金をどの程度入れるか、手元資金をどのように残すかなど

将来の暮らしを見据えた資金計画を一緒に考えてみませんか^^

 

※本記事は住宅ローンや資産形成に関する一般的な情報を紹介するものです。具体的な借入条件や資産運用については、金融機関や専門家にもご確認ください