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2026.10.20

GX志向型住宅とは? これからの家づくりに求められる性能

  • 家づくりブログ
GX志向型住宅とは? これからの家づくりに求められる性能

こんにちは。アイフルホーム鳥取店です。

 

最近「GX志向型住宅」という言葉を耳にする機会が増えました。

GXとは「グリーントランスフォーメーション」の略で

2050年カーボンニュートラル実現に向けて、社会・産業構造を

化石燃料中心からクリーンエネルギー中心に転換させる取り組みです。

 

住宅分野では「GX志向型住宅」が2026年度から本格始動しています。

従来のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準を大きく上回る

省エネ性能が求められ、最大110万円(5~8地域)の補助金も用意されています。

 

そこで今回は、GX志向型住宅の定義や性能要件

長期優良住宅との違いをわかりやすく解説したいと思います。

 

 

GX志向型住宅の4つの必須要件

GX志向型住宅に認定されるためには、以下の4要件をすべて満たす必要があります。

 

  1. 高い断熱性能(断熱等性能等級6以上)

壁や窓など住宅外皮の断熱性能が非常に高いこと。断熱等性能等級6以上が必須要件です。これは、従来の省エネ基準(等級4)やZEH基準(等級5)よりもワンランク、もしくはツーランク上の水準にあたります。

 

  1. 省エネ性能(一次エネルギー消費量35%以上削減)

再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率について、国が定める基準から35%以上削減することが求められます。高効率設備(エコキュート、高効率空調、LED照明など)の導入で、大幅な省エネを実現する必要があります。

 

  1. 創エネ性能(一次エネルギー消費量100%以上削減)

太陽光発電などの再生可能エネルギー設備により、家庭のエネルギー消費が実質ゼロ以下になること。寒冷地など一部地域では75%以上削減で認められる特例もありますが、原則として100%以上削減が求められます。

 

  1. エネルギーマネジメント(HEMS導入)

家庭内のエネルギー使用状況を可視化し、効率的な運用を可能にするHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の導入が必須です。HEMSにより、太陽光発電の発電量や家庭の電力使用量をリアルタイムで把握でき、エネルギーの最適運用が実現します。

 

 

2026年度補助金「みらいエコ住宅2026事業」

2026年度から始動した「みらいエコ住宅2026事業」では、GX志向型住宅に対して最大125万円の補助金が用意されています。

 

補助金額の目安

※2026年度「みらいエコ住宅2026事業」基準

 

GX志向型住宅の大きな特徴は、「全世帯が対象」である点です。ZEH水準住宅や長期優良住宅が子育て世帯(18歳未満の子)または若者夫婦世帯(夫婦いずれかが39歳以下)に限定されているのに対し、GX志向型住宅は年齢や家族構成に関係なく、すべての世帯が補助対象になります。

 

来年度(2027年度)の補助金の見通し

国土交通省は令和9年度(2027年度)予算の概算要求を公表し、住宅の脱炭素対策に関する項目では3030億円、同比2.92倍を要求。GX志向型住宅やZEH、長期優良住宅などへの支援が拡充される予定です。

さらに、後継事業となる「みらいエコ住宅2027事業」に予算を新規要求したことも明らかとなっています。

国は2030年までのZEH水準義務化を見据えているため、高断熱・省エネ性能を持つ住宅への支援は来年度も継続される見通しです。

 

 

ZEH水準住宅・長期優良住宅との違い

GX志向型住宅とZEH水準住宅・長期優良住宅は、いずれも高性能住宅の認定制度ですが、目的や要件が異なります。

 

GX志向型住宅

環境負荷の低減と脱炭素社会の実現を目的とした、省エネ・創エネ性能に特化した住宅

 

ZEH水準住宅

太陽光発電などのエネルギーを作る設備がなくても、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)と同じ高い断熱性と省エネ性能を持つ住宅

 

長期優良住宅

「長く大切に使える家」を認証する制度。省エネ性能のほか、劣化対策、耐震性、維持管理・維持保全など、住宅の長寿命化に必要な7つの要件を満たすことが求められる

 

補助金・税制優遇の違い

※補助金は併用不可。税制優遇は併用可能な場合あり

 

 

2030年義務化を見据えた「損をしない家づくり」

政府は2030年までに新築住宅の平均でZEHを実現することを目標としており、将来的にはGX志向型住宅の基準が義務化される可能性もあります。また、2027年4月からは、新ZEH基準「GX ZEH」が導入される予定で、断熱等性能等級6以上の断熱性能が求められる見込みです。

もし「今はZEH基準で十分」と考えていたとしても、5年後・10年後には性能基準が引き上げられ、資産価値が低下するリスクがあります。将来的な義務化を見据え、最初からGX志向型住宅の基準を満たす家づくりを選ぶことは、長期的な視点で「損をしない選択」と言えます。

 

 

GX志向型住宅のメリット・デメリット

【メリット】

光熱費の大幅削減

断熱等級6以上の高い断熱性能と高効率設備により、冷暖房費や給湯費を大幅に削減

 

エネルギー収支ゼロ以上

太陽光発電などで創エネし、年間のエネルギー収支を実質ゼロ以下に

 

手厚い補助金

2026年度現在で、最大125万円の補助金が全世帯対象で受けられる

 

資産価値の向上

高い省エネ性能は、将来的な資産価値の維持・向上につながる

 

快適な住環境

高断熱・高気密により、室内温度が均一に保たれ、ヒートショックなどの健康リスクも低減される

 

【デメリット】

初期費用の高さ

高性能な断熱材、高効率設備、太陽光発電などの導入で、初期費用が割高になる

 

設計の自由度制限

断熱等級6以上を達成するため、窓の大きさや吹き抜けの設計に一部制限が発生する場合もある

 

補助金の併用不可

GX志向型住宅の補助金は、長期優良住宅やZEH水準住宅の補助金と併用できない

 

 

GX志向型住宅の要件を満たすには、設計段階からの綿密な性能計算

施工時の高い技術力、そして何より「高気密高断熱住宅」の豊富な経験が不可欠です。

 

アイフルホーム鳥取店では、これまでに多数の高気密高断熱住宅はもちろん

GX志向型住宅・ZEH住宅・長期優良住宅の設計・施工を手がけてまいりました。

そして、鳥取県の気候・風土(冬場の寒さ・夏場の蒸し暑さ・日本海側の湿気)を

熟知したうえで、最適な断熱仕様・気密施工・換気計画のご提案にも自身があります。

 

また、UA値・C値・一次エネルギー消費量削減率など

すべての性能を「計算値」と「実測値」の両方で明示。

お引き渡し時には、気密測定報告書・断熱性能証明書

エネルギー消費量計算書をお渡ししています。

 

さらに、補助金申請についてもお任せください。

各種補助金申請も、事業者登録から着工後申請、実績報告までを

お客さまの手間を最小限に抑え、ワンストップでサポートいたします!

 

まずは「GX志向型住宅にしたら、本当に光熱費は安くなるの?」を解決すべく

実際の光熱費シミュレーションをぜひ体験しにお越しください。

現在の住まいの光熱費と、GX志向型住宅完成後の想定光熱費を比較し

何年で初期費用の差額を回収できるかも試算可能です。

 

高気密高断熱住宅の豊富な経験と、確かな施工技術で

お客さまの「快適で省エネな暮らし」を全力でサポートいたします^^